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大学生向けのアパートのLAN配線工事3

2023-01-21
島根大学近くのアパートで、LAN配線工事を行いました。
今回の施工は1F、2Fとも7室の14室の施工です。
このアパートは、居室まで配管があり光配線がすでに通してあります。その配管内にLAN配線をしていきます。
施工前は、各お部屋の入居者様が個別に光回線やモバイルルータを契約していらっしゃいました。

昨今のコロナ禍で、オンライン授業も増え、高速インターネット回線は必須になっています。
そんな中で今回の作業により、大家さんのメリットは光及びプロバイダの契約を行うことで、ランニングコストは増えますが、解約率の低下が考えられます。
入居者様のメリットは、個別にインターネット回線を契約しなくて済む。よって、工事費が不要。また、長期利用の契約を結び違約金の請求など考えなくて良い。
など、様々にメリットがあります。
なお、弊社でのアパートのLAN配線工事は、お部屋にLAN接続用の端子を設置する形にしております。
最近は、大家さまが各部屋に壁取付のWi-Fi子機を事前に取り付けていらっしゃる場合もありますが、引っ越しをされた場合には以前の入居者様が使用していたSSIDやパスワードがそのまま残置となり、漏洩してしまいますので、弊社では、Wi-Fi機器は入居者様にご購入、ご負担いただくのがベターと考えております。

今回は、プロバイダ契約を通信スピードの速いIPoEで接続するように設計いたしました。
この場所にルータ等の機器を収納するBOXを取付けます。
隣には、各部屋に光配線が配管内に通線してあります。
ルータ等を収納するBOXを取付けました。電源は、下の分電盤の共用部分から電気を取りました。
BOX内にはこの後、ONU、ルータ、ハブ、換気扇を作動させるための温度センサを設置いたします。
お部屋内は、光回線の接続用のユニットがありますが、右のLAN端子まで新規にLAN配線を行います。
BOX内LAN配線施工中です。
左側光配線の配管にLANケーブルを通線後です。
右側BOXにはルータ(YAMAHA製:RTX1220)、その下は、16ポートVLANハブ(バッファロー製:BS-GS2016)を設置、BOX内左側壁面にはONUを設置しました。高温時(25度)を超えると、温度センサーにより自動的に換気扇が起動し、BOX内温度が上がることの無いように対策をしております。